▲会長の挨拶へ | ▲東さぬきJSC管内略図へ | ▲TOPへ

東かがわ市・さぬき市の紹介

 当地域は東讃地域と呼ばれ、香川県東部のさぬき市と東かがわ市から構成されており、さぬき市は平成14年4月1日に津田町・大川町・志度町・寒川町・長尾町が合併し、東かがわ市は平成15年4月1日に引田町・白鳥町・大内町が合併して誕生しました。東は徳島県鳴門市、西は高松市と接し、南は緑豊かな阿讃山脈を背に、北は白砂青松の瀬戸の海を臨み、自然と調和のとれた数多くの景勝地、古墳、名刹に恵まれた風光明媚で詩情豊かな地域です。

 この地域には古代の暮らしをしのばせる古墳や遺跡が数多く発掘され、中でも「富田茶臼山古墳」は全長139メートルの四国最大規模を誇る前方後円墳で、国の史跡にも指定されております。また、雨滝山古墳群から出土した三角縁三神五獣鏡は、魏志倭人伝で卑弥呼が魏の皇帝から貰ったとされている銅鏡のひとつと考えられています。

 津田の松原は江戸時代の初期に石清水八幡宮の防風林として松を植えたのが始まりとされ、今では樹齢600年を超える老松や独特の根上がり松が海岸線約1キロメートルにわたって続いております。夏には海水浴場として数十万人の人出で賑わいます。

 南部のみろく公園は総合的なレジャーとレクリェーション空間を目指しており、各種スポーツ施設やバンガローなどの野外活動施設、温泉宿泊施設があります。

 北部には大串自然公園があり、四国唯一のワイン工場「さぬきワイナリー」が操業を続け、半島の先端には古代ギリシャの劇場をモチーフにした野外音楽広場「テアトロン」があり、音楽コンサートが楽しめます。

 阿讃山脈の懐深くには、四国遍路を締めくくる結願寺の大窪寺があります。標高776メートルの女体山のふもとにあって、本堂とそれに続く二重多宝塔が静かにたたずんでいます。鐘の音とお遍路さんの鈴の音は環境省の「音風景100選」にも選ばれております。

 引田には日本で初めてハマチの養殖に成功した安戸池があり、今ではハマチの一本釣りが楽しめるほか、古い町並みが残されており、閑静な通りにはアンティークな薫りが漂っています。

 白鳥には江戸時代の初め、時の高松藩主が白鳥神社を再建した際に、宮司として京都より招いた猪熊千倉の住居が残されており、ゆかりの大名や皇族の書画調度品や古文書など、四国最大級の文化財が保存されております。

 大内には全国でも珍しい公設の人形劇専用の劇場「とらまる座」や参加体験型施設「とらまる人形劇ミュージアム」などの子供が楽しめる施設が揃っています。

 なお、主な産業としては、平成20年で120年の歴史を誇り全国一のシェアを占める地場産業の手袋と手袋に関連する縫製業及び釦製造業が特徴的であり、手袋ギャラリーも完成しました。このほか、クレーンなどの一般機械、ゴム製品、冷凍食品、衣料品製造などの工場があり、また、医薬品、ベアリング製造などの企業が地場産業と共存共栄しながら地域の主要産業となっています。

 近年では明石海峡大橋に至る四国横断自動車道の延伸により「関西経済圏」に直結した商業圏の拡大が期待されるほか、関西経済圏へのアクセスの利便性を生かした「高松東ファクトリーパーク」「三本松工業団地」「大内工業団地」「西山工業団地」の開発など産業基盤整備や大学の整備が進み今後の飛躍的な発展が期待されています。

 このように、当東さぬき地域はすばらしい生活環境に恵まれ、さらに産業も発展しつつあるなど、21世紀を迎え大きく躍進しています。

 


会長の挨拶へ 東さぬきJSC管内略図

copyright(c)東さぬきJ.S.C. 2004-2013